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zoom RSS 愛についてのキンゼイ・レポート/Kinsey

<<   作成日時 : 2008/05/17 11:08   >>

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人生に迷ったときにはこの映画。我が信ずる道を進むべし!

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 超簡単ストーリー:1930−60年代に実在した学者アルフレード=キンゼイの伝記的映画。彼はその時代ヴェールに包まれていた人々の「性」を研究、調査することに人生を捧げた人物。そして生涯を通じて何万人の性を調査したキンゼイレポートを書き上げる。これは彼の人生をとりまく環境、家族、世論、政治を描いたヒューマンドラマ。
 監督ビル=コンドン Bill Condonは最近ではDREAMGIRLSも手がけている。キンゼイのライアム=ネルソン Liam Nelsonはシンドラーのリストの人。ローラ=リニーLaura Linneyは今年The Savages でオスカー主演女優賞にノミネートされた。エグゼティブ=プロデュサーはフランシス=フォード=コッポラ。
 この映画、まだ禁欲主義だったころのアメリカでマスターベーションや性癖、セックスのことを研究していくという無謀な行動に人生を捧げた男の波乱万丈の伝記。つまりは歴史的にアメリカの性の解放に一躍買った人ね。
 キンゼイがどうしてこういう研究をしているのかがわかるセリフがの大学の講義のシーンにあるんだけど、
 「人は十人十色。みんな違うのです。問題は、多くの人が同じでいようとしてしまうことなのです。人間の本能的な感性を無視して熱心に大多数の一部になろうとする。そっちのほうが簡単に生きていけると自分に思い込ませることによって、自然のままに生きていこうとする自分の意思をうらぎっているのです。」
とってもいいセリフだなぁと思う。それに多くの人が同じでいようとしちゃうって、今もそういう心理が人間にはあると思うから。矛盾してるようだけど、ひとつのことを突き詰めていくと、結局は自分の原点が見えてくるんじゃないかなって思った。
 未開の領域を切り開いていくは危険だし勇気が必要。大切なものを失うかもしれないし、愛する人を傷つけるかもしれない。でもこの男は進む。それはまるで西部開拓したパイオニアたちのように恐れ知らず。常識知らず。でもこれって男はいいかもしれないけど、そばにいるパートナーの身にもなって欲しいよね。この人の奥さんてかなり大変だっただろうなぁ。いろんな現実を受け入れるのに、パートナーとして相当いろんなもの乗り越えたんだなと思う。、、、私には絶対できないわ。
 もちろんこれは映画であってドキュメンタリーではないから実在したキンゼイとはやや違うはず。でも、好奇心と情熱で何十年も研究しつづけることは、喜びよりも苦労のほうが多いのは、実在したキンゼイの人生も同じだったと思う。それでも彼は62歳の若さで亡くなるまで研究し続ける。
 最後に登場するレズビアンのおばあちゃんが彼に言う。
 「私は自分がレズビアンだとわかり夫と別れ、世間からも冷たい目を向けられて最悪の人生を送ってきた。
でも私の人生はいま、どんどんよくなってる。それはあなたのおかげなの。あなたのレポートを読んで私と同じ思いをしてる人が世界にはほかにもいるとわかった。私は自然なんだって。ありがとう。あなたは私を救ってくれたの。」

ひとつのことをやり遂げるのはそりゃー大変なこと。
でも続けることが、誰かの救いに、誰かの光になることがある。

苦しみのなかに希望をみたような気分になれる、たまに感動したいときに観る映画。





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