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<<   作成日時 : 2008/05/25 11:33   >>

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映画を観ているかのような舞台。
3重構造のストーリーが最後は一つになるナイストライなイーサン=コーエン監督、オフ=ブロードウェイでの初書き下ろし一幕劇。公式HPはこちら
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 映画監督として大成功を収めた伝説的兄弟、コーエン兄弟の片方、イーサン=コーエンが舞台のために書き下ろしたというから、観ないわけにはいかない。オフ=ブロードウェイのBLEECKERSストリートにある劇場にて。ATLANTIC THEATRE COMPANYが作っているので、おなじみの顔ばかりが出演者に名を連ねている。
超簡単ストーリー:自分は地獄にいると告げられた男の話と4都市でベンチに座っている 男たち8人の会話と二人の男のディベートの3話がひとつの劇中劇として構成されている。その後、観劇後にレストランで談話していたお客が、劇中劇の中の俳優が奥さんとレストランにいるところを目撃する。そこで起こったことは、、、。

 さすがコーエンさん、と思ったのは、まったく無駄のない書き方。たとえば主人公の男の心理を表すのに、セリフもないまま10秒ほどで暗転にしてしまったり、ベンチでの男同士の会話は暗転のまま5分以上続いたりする。真っ暗のなかで舞台が進んでいくのを経験したのは初めて。なかなか面白かったなぁ。彼の映画の台本を読むと「音符のようだ」という人が多いがきっちり計算されて無駄がないのは舞台の台本を書くときも一緒なんだなぁと感心。ただひとつさすがだなぁと思ったのは、映画はすべてをきっちり完璧に仕上げるけれど、舞台には遊びを持たせていたと思う。ライブで生まれるハプニングや、その場の空気、そういうのは俳優に任せるというか、きっちり作ってあとは放り投げて、その瞬間を楽しむ、、みたいなかんじかな。
 あとは、いろいろいっぱい詰め込みすぎていて、つながりを探していくのに一苦労。一回観ただけでは、いろんなことがたった85分の間に起こりすぎるから結構理解するのが大変かも。ずいぶん時間がたって、あ、あそこはこういうことか。あそことあそこはここでつながっただな。とか、しばらくしてわかってきたし。、、、これって私のおつむの問題か?!まぁ仕方ないかぁ。
 セットもシンプルで無駄がなかったなぁ。ここまでしっかりストーリーがあればセットもいらないんだな、と。やっぱり頭がいいよね、コーエン氏。左脳の人なんだなぁって感じました。
 でも個人的に好きな舞台だったか、と聞かれれば、そんな好きでもない。と答えると思う。あ、もちろんコーエンさんにどうだった?ときかれたら「ブラボー!」と言います、迷いもなく。でもそんなことはまずないし、正直にここでは書くんだって決めたし。けど、賢い人たちが技術のある役者使って、スマートなお芝居つくったなぁという感心しちゃう度の高い作品だったのは本音です。一話に出てきたもじゃもじゃ頭の彼はとってもよかったなぁ。
 さすが世界の映画監督と思わせる無駄のない描写、遊びがふんだんのオフらしい舞台。
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5月25日 日曜日 19時開演 NYC ブリーカーズストリート、オフ=ブロードウェイにて

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